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大学生がJリーグ、サッカー日本代表戦を中心に語ります。

カウンターの精度を欠いたか。アジアカップサウジアラビア戦

アジア杯2019 日本代表 ○1-0● サウジアラビア代表

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 大迫の負傷からワントップ武藤で臨んだサウジアラビア戦。前回対戦時とは違い今のサウジアラビアはポゼッションを高く保ちつつ、スピードのあるワントップを活かし得点を狙う戦い方。

この試合、日本は勝利しベスト8へ進出決めました。ただそれにしてもこの試合、
眠かった。
この試合、日本のボールポゼッション率は23.7%。ここまでボールを持てないとなると攻め込まれる時間も増えるわけで。やはり自陣に引きこもる時間が多いと見ていて楽しい試合にはなりづらい。しかし…

 

妥当と言える守備的戦術

おそらくこの試合は大筋としては森保監督のプラン通り。この試合、ワントップに武藤を起用せざるを得ないこと、サウジアラビアはポゼッション率こそ高いものの最後の部分での決定力にかけることなどを考えれば、日本が相手にボールを持たせカウンターで仕留めに行くのは妥当な判断と言える。
日本の守備陣はゴール前に人数を揃えればサウジアラビア相手にそう簡単に失点を許すことはないといえるだけの力はある。それならば、わざわざ無理にラインを上げて攻め込み、カウンターの機会や相手のワントップが活きるスペースを与える必要はない。
実際に日本の守備陣は攻め込まれる時間こそ多かったが決定的なシーンはほとんど作られることなくクリーンシートを達成した。

カウンターにはまだまだ改善の余地あり?

中東の笛”とも呼ばれる不可解なジャッジに苦しめられたこともあるが、攻撃面で課題の残る一戦だったといえるだろう。セットプレーからの得点があったからよかったものの、この戦い方ならカウンターで追加点を決めておきたかったところ。
この試合、何度かロングパスから相手守備陣の裏へと抜け出すシーンは見られたがどれもフィニッシュまでの精度が低く、追加点にはつながらず。それに加え、そもそもカウンターを狙う機会も少なかった。
いかにこうした試合で守備一辺倒にならずカウンターから点につなげられるか。これは今後強豪国と渡り合うためにも森保ジャパンの1つの課題となるだろう。